2022年2月20日

昨晩はすごく泣いてしまった。身体の水分の全てを流したのではないかというくらい、泣いた。また同じことを繰り返したと思う。どうしたらいいのか途方に暮れている。

私が泣いた理由は「デートの延長」が無かったから。または、女性として尊重されていると感じられなかったから。こんなところかな。

まず、「デートの延長」という概念を紹介します。だんごちゃんが作った概念と用語です。説明を読めば、すぐに理解頂けると思います。

たいていのデートはプランが決まっている。例えば「映画を観て、その後ディナーを食べよう」といった具合だ。これがデートのプラン、メインディッシュにあたる部分。
デートが大いに盛り上がったカップルは、ディナーの後も一緒に居たいと感じる。片方が「近所のバーに行かない？」と声をかけ、もう一方がこれに応じる。さらに盛り上がればホテルや家に行き、朝帰り。デートのプランになかった部分。これが「デートの延長」、デザートにあたる部分。

恋愛が好き、デートが好きな人は共感してもらえると思うんだけど、「デートの延長」がデートの醍醐味というか、一番心がウキウキと弾む美味しいところでしょう。計画から外れるというだけでも逸脱行為を感じられて、日常から踏み外していくようなドラマティックな気持ちになれて、すごく楽しい。私は好きな人と一緒のときはいつでもデートが延長されることを心から待ち望んでいる。私がずっとあなたと一緒に居たいし、あなたにもそう思ってもらえたらとても嬉しい。

同棲前はデートが延長されて、ドラマティックな出来事がよくあって、私は毎回喜びに満ちていた。しかし、同棲してからは帰る場所が同じだから事情が少し変わってくる。

昨日のデートが本当に楽しかったから、私はひとりで「デートを延長」する気分になっていた。家に帰ってからも、二人でデートの続きをするつもりだった。一方で、彼はデートが終わって電車に乗ったら、もう非日常モードは解除されて日常モードに切り替わっている。デートは終わっていた。このすれ違いがたびたび発生してしまう。
私は勝手にデートを延長しているから、家に帰った後もデート気分。なのに恋人が家事をやったり一人でやる趣味を始めたりすると、デート中に彼がずっと他の人と携帯電話で通話しているかのような気持ちになる。冷たくされたと感じる。
一方で、彼。彼はデートが終わって帰ってきたので、寝る前の家事やいつものルーティンをやりたいのに、彼女が勝手に付きまとって放っておくとわんわん泣き出すのでどうしていいのか分からず困る。今日のデートが失敗だったと感じる。

さらに私はデート気分なので、この日ばかりはセックスするにも流れでしちゃったみたいな、カジュアルなセフレみたいなセックスが嫌なわけで、恋人として私を求めてくれないと悲しくて、そう、悲しい。カジュアルなラフに始まるセックスも楽しいけど、デートの日は違くない？みたいな、この感覚分かるかな。

彼はいつもと同じことをしているのに何故か嫌がる私にまた困惑する。

最近はカジュアルな始まり方をするセックスが増えてきて、仲良くなった証拠で嬉しいけど、物足りない日があって、完全に被害妄想入ってるけど「ああ、私って金輪際、ロマンティックで情熱的なセックスできないんだな」って思えてきて、すごくつらい。私は私に向けられた男性の性衝動を浴びることで生きがいを感じるタイプなので、そういうことがもう無いんだなと思うと耐え難くつらい。いつまでも性的魅力に溢れた女でいたい。

彼が困惑するのもよく分かるけど、私も私でつらくて、昨晩はずっと泣いてお話して彼の気持ちも聞いて、一生懸命折り合い？答え？を見つけようとしているけど上手くできない。まだ悲しくて泣いてしまう。お互いすごく相手のことが好きなのに、うまく出来ない。

私は∞回、恋人とデートをしてそのたびにデートを延長したいんだけど、もう彼はそうでもないのかな、っていう熱量の差（愛し方の違い）が、つらいです。私は生活の一部みたい。彼は無駄なものを全て捨てるので、私が生活の一部になっていることは彼にとってはこれ以上ない最大級の愛情の現れで、私はそのことに感謝して喜ばないといけないのにね。すれ違ってる。私はあなたと恋がしたいです。

あとこれは完全に私の主観が入った文章なので、リアルの友人は鵜呑みにしないで。彼の話を聞いてからどういう状況か判断してください。私が正しいとは思わない。