情死

Would you cry if I died Would you remember my face?

2023年8月5日

2日前に誕生日を迎えた。ついにこの私が28歳です。このブログを始めたのが19歳?ちょっと信じられないですよね。性格(思考)をがらりと変えたから、当時の自分を思い返すとき、歳の離れた妹のことを愛おしむような気持ちになる。いろんなことがありましたね。それからの季節は、大事な人に出会い別れ、好きな人と出会い暮らし、仕事を始めてやめて、夢を現実にして、今は1日1日を必死に生きている。

 

誕生日のスケジュールがとんでもなかったので記録しておく。

8/2 9時に仕事を開始→8/3 4:30に退社。帰宅後も寝ずに仕事を続けて16:30になんとか区切りをつけて就寝。起床後にシーシャ屋さんに行ってバチェラー5を鑑賞した。

翌朝は徹夜の疲れが残っていてお昼過ぎまで家でボーッとして午後から出社した。会社に行ったら、上司から「よかったよ。このまま居なくなっちゃうかと思いました」と言われて、ちょっと笑った。何も連絡せずに勝手に自宅勤務に切り替えたので、心配されていたようだ。

 

8/4も仕事がかなりあって1秒足りとも休む暇なく各所にメールを投げまくり、同僚とタスクを洗い出して来週以降の動きを練った。仕事は楽しい分だけ責任が重く、自分の一挙一動がもろに仕事のクオリティーに響く。「今日はもういいかな」と諦めると足を掬われる。とはいえ、休息を取らないとパニック状態が続いて効率が下がる。仕事のやり方・進め方がなかなかうまくできなくて、今の仕事に慣れるにはまだまだ時間がかかりそう。でも、周りには自分よりも危機的状況の人がいて、ダメな方向にほっとしてしまう。だめなんだけど。

仕事は個人戦の部分とチーム戦の部分に分かれており、個人戦の部分を高めていくことで最終的にチームに還元できる。私みたいな「誰かにために頑張りたい」という欲望が強くある人間にとっては常にチームを意識して動く必要がある。自分のためだけだったらすぐにサボって楽な方へ流れてしまう。いかに自分に鞭を打てるかが勝負の鍵。

不安な気持ちはありつつも、自分が足掻いてもどうにもならないところまで来たから腹を括って強い心で忍耐強く待つ時期にまで辿り着いた。だから、今日明日だけは一回仕事を忘れてバースデーガールとして呑気に過ごすことにする。

 

1人の時間がびっくりするくらい無い。仕事をするか、彼と過ごすかのどちらかで、どっちも楽しいから苦ではないけれど、ふとしたときに「あれ?私、最近何してたっけ」と自分を見失う。久しぶりに自分と対話する時間を取れた。本当は毎日夜に日記を書くなりして、自分を客観視する必要があるのに。できていないね。できたらいいな。

 

先週の日曜日に友人カップルと私と彼の4人で海へ行った。みんなあまり海に馴染みがなくて少し準備不足だったけれど、すごく綺麗な海に連れて行ってもらえて楽しい時間を過ごすことができた。高円寺が、東京が大好きなのだけど、私にとって海は魂が喜ぶほどの特別な場所であって、いつか、将来は、海のそばで暮らして好きなときに海へ行き、自由に泳げたらいいのになあと想像を膨らませてしまった。海にいる間はスマートフォンをほとんど触らなかったのも良かった。デジタルデトックスというやつだろうか。写真をもっと撮ればよかったと若干の後悔はあるものの、私は自分の目で、大好きな人たちの笑顔やどこまでも広がる水平線、遠くに見える島に立つ鳥居、はしゃぐ若者たち、ゆったりと泳ぐ魚、きらきらと光る水面、迫り来る大きな波を見た。大事な瞬間がたくさんあった。地獄のように熱された砂が足の裏を焼く感覚なんて、普段だったら絶対に感じられなかっただろう。岩場の狭間に落としてしまったビーチサンダルを拾うときのもしかしたら波の勢いに押されて岩に頭を打ち当てるかもしれない緊張感なんて、久しぶりに「生」を感じたかもしれない。かなり沖まで1人で浮き輪をつかんで泳ぎ、潜って底を確かめようとした、海を蹴ったけれど、浮き輪を手放して溺れてしまうのが怖くて出来なかった。それくらい深いところまで来たのも、自分の命を感じてヒリヒリとした。シュノーケルを持ってきていたら、しっかりと海底を確認できたのに。そうしたら恐怖心が和らいで、海の底に触れることができたかもしれない。

この日は正直なところ、仕事が終わっておらずぼんやりするとすぐ仕事のことが脳内を覆い尽くしてしまった。目の前のイベントに全集中できないことほど悲しいことはない。そういうわけで、この日だけでこれからの生き方まで考え直すこととなった。

そう、今の私は理想の私では無い。28歳になったからには、少しずつ「なりたい自分」に近づいていきたい。それでこのブログを開いて、自分の在り方を見つめ直そうと思ったのだ。

 

■現状の幸福

愛する人が隣にいて愛してくれる

・やりたい仕事を望んだ形でやらせてもらっている

・好きなものがたくさん増えた

・それらを好きなだけ愛せる環境にある

 

■現状に対する不満

・生活が破綻している、経済面も含めて

・我慢することができない

・不安なことがあるとすぐにパニックになる

・先のことを全く考えていない

・タスク管理が下手

・仕事の実力が足りていない

 

■理想像

・スケジュール管理が正しくできる

 →先送りにしない、困ったらすぐに相談

・コミュニケーションを積極的に取る

 →内に籠らず、相手に関心を持つ

・健康である

 →ストレッチや筋トレ、スキンケア周り

・オンオフを切り替えて目の前のことだけに集中する

 →気持ちがそぞろになりがち

・自分の時間を持つ

 →彼に甘えすぎない

・彼との将来を具体的に考えて行動する

 →住みたい家に住み、暮らしたい水準に達する

・自分の満足のいくクオリティーの仕事をする 

 →経験と振り返り、勉強勉強勉強

 

理想の私に近づくためにはどうしたらいいのかな。この辺りは自分のノートに書き殴って少しずつ行動を変えていくしかない。考え方を変えたいと真剣に悩んだ20歳の私と同じように。何年もかかっても生まれ変れることを知っているから、私はまたできるはずだ。