情死

Would you cry if I died Would you remember my face?

2022年11月13日

寝る2時間前にはシャワーを浴びて体を温めて、1時間前には布団に入って読書をし、消灯直後には15分の瞑想を行い、その後も暗闇の中で目を閉じて静かに眠りが訪れるのを待っていたのだけれども、全く眠れそうにありません。眠れないときに布団に横になり続けて「眠れない眠れない」と考えているとプレッシャーでどんどん眠れない悪循環に陥ると聞きました。それはとても困るので、寝ている恋人を起こさぬように、ひっそりと寝室を出てリビングのソファーでブログを書くことにしました。18時~20時の2時間の夕寝のせいです。それとも、5時に寝て12時に起きたせいでしょうか。どちらにせよ、夜の睡眠の質を下げるには十分な理由で、睡眠ガチ勢を名乗るには程遠いありさま。しょぼぼん。22時に寝て8時間以上寝る計画だったのに!恋人は達成できそうで、羨ましい限りです。

 

こんな風に、ただ眠れないというだけの話を400字弱かけて書くことができるのは、久しぶりにPCからブログを更新しているからです。まるで違いますね、スマフォからだと長い文章を打ち込むのが慣れなくて、文章を考えるのさえ難しく感じてしまう。小説を通勤電車の間にケータイ(あえてカタカナにします)で執筆する人がいるようですが、私には到底無理だなあと感じました。

 

『スコルタの太陽』という小説を読み始めました。スコルタ家5世代の物語だそうで、今のところかなり好きです。読み終えたら、気が向いたら、感想をお伝えしますね。

仕事でSNSを使っていることもあり、インスタグラムを現状のプライベート用のアカウントというよりも、もっとフォロワーが増えるようなコンテンツとして運用していこうかなあとか妄想中です。(これずっと言ってるけど苦笑)読書記録をつけようかな。ハッシュタグいっぱいつけてさ。#読書好きと繋がりたい 的な。

 

今月で恋人との交際が4年経ちます。恋人のことが昔よりもずっと大好きになっているように思います。付き合いホヤホヤの頃は、その頃の諸々の状況も相待って恋愛の熱に踊らされていました。包み隠さず言えば性欲の昂りが強く出ていたと思います。同棲を始めてからは、肉体というよりも彼の存在に癒しを感じています。彼にも欠点はあるけれど、それを含めてとても魅力的な人です。こんなに素敵な人は珍しいと思います。

パートナーは価値観が合う人を選びましょう、みたいなことをよく聞きますが、「価値観」って具体的に何のこと?と疑問に思いませんか、私は思います。なので、自分の今の安定した恋愛関係(4年付き合ったら安定してるって言ってもいいよね)を分解して、「価値観が合う人」がどういう意味か、考えていきます。ますます眠れなくなりそう。まあ、ちょっと、やってみたくなっちゃったので暇な方はお付き合いください。

 

まず前提として、この先で「交際相手」というとき、セックスを楽しめる相手ではなく生涯を共にする可能性のある相手を指します。次に、交際相手を探す際に、価値観リストにチェックをつけながら探すのは効率的ではあるだろうけど、ロマンチックではないのでお勧めしません。なぜなら、私はロマンチックなことが好きだからです。つまり、みなさん勝手に判断してやってください。

 

■生活

交際相手との価値観を考える際に、真っ先に浮かんでくるのは「生活水準」じゃないでしょうか。経済面全般、部屋の清潔さ、休日の過ごし方、家事のやり方。など。

私と恋人はこのあたりの衝突はほとんどなく、すんなり馴染みました。価値観が一致したわけではありません。恋人の許容度が仏の心のように広いためです。私は物をたくさん持ち、よく部屋を散らかして、そのことをあまり気にしません。彼はむしろ物を減らしたい人で部屋はきれいにしていたいタイプだと思います。が、部屋が散らかっていても強くは文句を言ってきません。書いていて心が痛くなってきました。無理させていたらどうしよう。もちろん、散らかって嫌なときは、優しく指摘してくれます。

「価値観が一致していなくても、どちらかの許容範囲内であればなんとかなる」

ということが分かりましたね。
甘えるのはだめです、歩み寄る努力はしましょう。はい、ごめんなさい。

 

■セックス

この項目はとても大事ですね、少なくとも私にとっては最も重要です。なぜなら、私はセックスが好きだからです。だからと言って、週に○回は絶対やりましょうとか、○○プレイは10分以上とか、わざわざ数値をはっきりさせる必要はないと思います。もっと大事なのは、人生の中でお互いにセックスの優先度がどれくらい高いかを理解し合うこと。優先度が低い人と高い人が、お互いにその事実に気づかないまま付き合い続けることは、一夫一婦制ルールを採用するならかなり厳しい。優先度が低い人の許容レベルが上がることは絶対ないからです、これは偏見です。
それと同様に大事なことは、したいときはしたいと言うこと。「したい」という言葉で言わなくても、それとなく相手に伝える術を持っていないと、価値観がずれていることさえ気づけない。気づけない期間が長ければ長いほど、無駄な時間が増えてしまう。察してちゃんは卒業しましょう。

「セックスの人生の優先度を知ろう」
ちなみにプレイ=趣味嗜好の違いについては、相手と自分を天秤にかけて自分が納得する方を選ぶことが大事ですね。話し合いや日々の営みの中でどうにかなることもある。

 

■自分

私と彼は、交際前から仲良く遊んでいたのですが、その内容はセックスを除けば今の休日の過ごし方とほとんど変わりません。お散歩する、シーシャを吸う、本を読む、カラオケに行く、あとちょっとしたボドゲ。本やカラオケは昔から好きだったけれど、シーシャを吸ったり、お散歩が好きな自分は彼と出会ってから知りました。逆に私の影響で、彼は映画を観るようになったと言っていました。趣味は案外、増えたり減ったりするもので、変わっていくものです。
交際相手を探す際に、チェックリストを片手に握りしめて品定めしていくのもよいけど、あくまでそのリストは交際相手に出会う前の自分の価値観でしかない。価値観は自分も知らぬ間に更新されているので、月に1度くらいは自分の心の声に耳を傾けて、自分を知ることが大事だと思います。
私は、別に交際相手を探していたわけではなく、ただセックスがしたかったのであまり自分の価値観を知らずにいました。今の恋人と馬が合ったのは幸運でしかない。交際相手を見つけることを目標に掲げているのであれば、一度内省することをおすすめします。

「相手の価値観を知る前に自分の価値観にちゃんと気づく」

 

こんな感じでいかがでしょうか。やっぱり下書きもなしに書き始めると文章がテーマから外れていった気がして、ちゃんと書けているのか不安です。まあ、いいか。

ちなみに実践編「価値観が合う人の探し方」は次の一文に尽きます。

「数打ちゃ当たる」

とにかく色んな人と出会った方がよいです。色んな方法で。
職場はリスキーなので、相談所、アプリ、SNS、バー、習い事、パーティーとか思いつく限りの人との出会い方を全部試したらどこかには価値観の合う好きな人落ちてると思う。出会いがないという人のほとんどは、自分の適した出会いの場にたくさん出向いてないのです、これも偏見ですけど。とにかく会え!!

 

満足しました。おやすみなさい。ここまで読んでくれてありがとう。

これで3000文字です。