情死

Would you cry if I died Would you remember my face?

2018年1月28日

 月曜日に大雪が降った。そのため、バイトがなくなったのでツタヤで映画を5本借りた。それらを今さっき全てを見終えた。全ての映画を足すと580分。1週間のうち10時間近くを映画を見て過ごしたわけだ。あ、さらに映画館で『ジオストーム』を観たので12時間だ。3年前くらいは一週間に何本も映画を観てたけど最近はなかったので楽しかった。
 が、1日は24時間しかなく、映画を観たせいで他の作業が全くできなかった。仕方がない。優先順位をつけられない。今自分がやりたいことを最優先してしまう。今やりたいことがたくさんあって、全部今すぐ始められると私はなにから手をつけていいか分からなくなってしまう。毎日30分コツコツ続ける、みたいなのは得意じゃなくてどちらかと言えば短期集中型なんだと思う。一つのことに集中すると他のことができなくなっちゃうのよね。
 私が映画を好きになったのはいつからだったか。最初に入った大学は芸術学科があるところで、そのせいもあってか講義で映画の話題が多かったような気がする。そこで聞いた話からも興味を持って映画を観るようになったが、一番大きかったのは社会学の講義だった。その講義は一般教養科目で学部関係なく講義を受けることができる。大雑把に啓蒙すること、権力のこと、時間のことを教わった。
 そこで、本題に関係なく先生が毎回講義の最初の15分くらい最近観た映画の話をする。古い映画もだし、最近公開したばかりの映画情報もあった。だから、あらすじを聞いて面白そうと思ったら週末に映画館に行った。ひとりで。それまで私はシネコン(イオンなどにある映画館)でしか映画を観たことが無かったから、ジャック&ベティや横浜ニューテアトルなどに行ってドキドキした記憶がある。
 『悪童日記』とか『天才スピヴェット』とか『her/世界にひとつの彼女』とか。旧作だと『コンタクト』とか。今ノート観たら、紹介された映画メモしてあって、まだ観てないのたくさんあるからそのうち観よう。こんな話ばかり覚えてて、講義の内容はさっぱりだ。ノートは一生懸命取ってあるが、どこまでちゃんと吸収できているのか分からない。大学をサボり始めていた時期だったが、この講義だけはちゃんと出席して良い成績を取れた。多分、同じ講義に友だちがおらず教室が小さかったから。印象深い。思い出。