情死

Would you cry if I died Would you remember my face?

2019年3月31日

こんばんは、だんごちゃんです。今日で3月最後ですね。と、いうことで3月大反省会を行いたいと思います……。


まあ、とりあえず一番反省すべきは賞に出すつもりの小説が完成しなかったことですね~(爆笑)(笑えない)言い訳させて!言い訳!健康診断で精密検査が必要になってしまい、健康診断を地元で受けたから精密検査とその結果が出るまで地元に留まらなくちゃいけなくて、予定してた3月のスケジュールが全部ぐちゃぐちゃになっちゃったんですよ。本当ダヨ。精密検査の結果はなんともなかったです。でもちょっと心臓弱いらしい。発作が出たら手術すれば直るらしい。それにしても直前で書き上げようという杜撰な計画がまず駄目なんですけどね(苦笑)完成はしなかったけど、途中までは書けているしこのまま書き進めれば完成できるので、他の機会に回します。あー、一回チャンスを逃したなあと思うと心が重たい、が、神の思し召しと思うこととします。早く書きあげたいな。というか、今年の賞提出プラン立てないと次もまた同じことになるな。あとで考えなきゃ。


たくさん本を読むぞ!と思っていたけれどこれもそこそこですね。就職先で使える知識も先回りして勉強したかったんだけど、全然手をつけていないし。何かと言い訳をして後回し後回しにしてしまう。目先の欲望にとにかく弱い。これくらい大丈夫かな?いいかな?が積み重なって、あとになって苦労する。そんな感じです。うーん。


と、出来なかったことを挙げていくと凹んでしまいますが、それでも3月は充実していたし無職を満喫できたので満足度は高いです。新しい友だちもできた、今まで仲良くしてた子ともっと仲良くなった。ご飯を作るのは愉しい、お皿を洗ったり洗濯したりそういうこともちゃんとできる。今は時間と気持ちに余裕があるから家事をこなせていけるのだとは思うけど、この調子で一人暮らしをより良いものにしていきたい。一人暮らしはすごく楽しい。ちょっと時間をもてあましちゃうこともあるけど、さびしくなるときもあるけど、一人じゃないんだなあと最近は思えるので大丈夫。去年の3月はかなり参っていたから、調子がよくて嬉しい。あのとき就活をなんとか倒せたから1年自由にやってこれたのだなと思うとえらいぞと褒めてやりたい気持ちにさえなる、私。進化中~。


明日からどんな生活になるのかなあ。会社員だって。さっさと平日朝と夜のルーティーンを作っちゃって、ちゃきちゃき動き、余暇にこうやってブログ更新したり小説書いたりできるといいな。多分、できると思う。あーしかし早く初任給出ないかな。給料出たら、ちょっといろいろ買ったり行きたい場所があるのだよ。お金の使い方もどの程度自由にできるかまだ分からないしなあ。ご飯作るのが苦じゃないから、食費は節約できる気がする。オタク活動をどの程度やるかに依るのよね。れぼさんの新しい新曲楽しみだな。3月まるまる無職をやってみて、私はお散歩と物語とセックスがあればかなり満足だということが分かったのでそれ以上を求めていかなくてもいいんじゃないかという気がしないでもない。しかし、働き始めたらストレスでめちゃくちゃ買い物をしてしまうかもしれない。分からない。自分、明かに物語を欲するのが面白いな。「恋愛の話が読みたい!」「冒険の話が読みたい!」って思うもんね。面白いな~。口では「絶対仕事続く気がしない」とか言っているけど、内心仕事続けたくて仕方ない。もちろん、はじまってみて明かに適性がなかったら転職するけど、最低限しがみついていられそうだったら長く居座ってやろう。それか才能があったらさっさと仕事覚えて良い会社に転職して年収上げていく。野心ばりばりですぞ。がんばろ。(の、割には勉強しなかったね君)文筆家と会社員の二足のわらじで食っていけるとすごくいいなって思う。まだ夢のまた夢だけど、とりあえず会社員やります。あと、小説完成させます。夢を語るのはその後ですよだんごさん。はい、すいません……。


私多分すごく恵まれてて、地元の友だちはすごく良い人ばかりで私の突拍子もない行動も笑ってくれるし、ネットを介して知り合った人たちは私に生きる道を教えてくれて生きていく自信をくれたし、なんか、よかったなあと思う。これから出会う人びとは良い人もいるだろうし嫌な人もいるだろうと思うけど、なんか、もう大丈夫な気がしているのです。うんうん。こんな良い雰囲気で締めくくろうとしていますが、私、昨日まで数日間ずっとメンタルやられてうじうじしまくってたので油断なりませんよ。うへへ。(うへへではない)(人に迷惑をかけている事実)


ちなみに今日は、入社前日ということで何も予定を入れず、ひとりでのんびり過ごしていました。朝起きて小説書いて飽きたからお買いものがてらお散歩へ。こっちに引っ越してから何度かお散歩していたつもりだったけど、まだ全然知らない場所があった。今度友だちや恋人を連れて行きたいなと思う。広い公園があったから、休日のお散歩コースはここで決定だななどと思った。家帰ってからは疲れちゃったのか、体調悪くなってずっとベッドに居たんだけどね。ボルヘスの『夢の本』をゆっくり読んでいました。ギルガメッシュ叙事詩とか聖書とかオデュッセイアとか、いろんな文献の「夢」に関する部分を切り取ったアンソロジー。だるくて現実と離れていってたからちょうどよかった。今読んだところまでだと、ヒッタイト族のものがたりが好きだったな。ケシの物語。
 ケシは狩をして神々への供物を捧げていたが、あるときから恋に落ちて狩を忘れてしまう。母親に怒られて狩に出るものの、3ヵ月も獣を捕まえられず森で眠りこんでしまう。森の化け物はケシを喰ってしまおうと決めたが、その土地は死者の霊魂の棲む土地でもあり、死んだケシの父親がケシを化け物から守ったのだった。ケシは眠っている間、7つ夢を見た。ケシは再び森をさまようが、獣を摑まえることはできない。ある大きな門を開けようとするもできず、誰かが開けるのを待つことにし眠り、目覚めると夕暮れであった。「私は太陽です」と名乗る人物、太陽神がやってきて、門の向こうは黄泉の国であることを教えた。ケシは生きている人物でありながら、殺される約束で黄泉の国に下るのを許された。黄泉の国での様子は、夢で見たものと同じであった。ケシは殺されるとき命乞いをした。太陽神はケシが狩をして神々に供物を捧げていたことを思い出して言った。


「よろしい。お前は妻とその六人の姉たちと共に天に行くがよい。そこで一緒に永遠の星々を眺めなさい」
明るい夜には天の牧場に狩人が見える。彼は両手を縛られ、両足は女性の首飾りのような鎖がつながれている。狩人のそばでは七つの星が輝いている。


註釈に「ケシは天上にて鎖につながれている狩人で、プレイアデスに変わった七人の姉妹たちの追跡者オリオンのことであろう。」とされているのだけど、なんだかこういう神とか地霊とか出てきて、最終的に星の話に結びつくのすごくよくないですか……(語彙力がない)科学的でないなどと言い出すのはナンセンスなのです。彼等の視線を知り、彼等の信じるものを知るということは未来に生きる我々に許された最も偉大で幸いなことだと思うのです。彼等も私たちと同様に夢を見て、夢になんらかの意味を読み取っていたのはドキドキします。とてもたのしい。そんな夢の本でした。私も夢はよく見る方なのだけど、最近メモ取ってないなあ。


4月、かさほたがまた公開されるみたいです。私も参加させて頂いています。公開したらまた、宣伝します。それでは、私はお風呂に入って続きでも読みます。おやすみなさい。