情死

Would you cry if I died Would you remember my face?

2018年8月5日 その2

こんばんは、だんごちゃんだよ。今日は充実してたと思うよ。

 

本を1冊読み終えると、読みたい本が1冊減るのではなく、読みたい本が10冊増える。次にまた1冊読み終えると、また10冊読みたい本が増える。本を読めば読むほど目の前に新しい本棚が見える。その先はないと思っていた場所に灯りがともる。私たちはまた本を手に取る。世界が広がる。どこまでも広がる。ただ、限界はある。地球上の全ての本を読了することは不可能だろう。言葉の壁がある。人間の寿命が先に訪れる。と、思うでしょ?違うよ。好奇心。新しいことを知りたいと思う気持ちは、運動能力と同じで個体差がある。正しく鍛えてもどこかで立ち止まってしまう。そのとき私たちはどこまでも遠くへ行ける人が羨ましいと呟く。あるいは、これ以上知ったところで全部同じだと唾を吐く。私はまだ限界が来ていないので、もう少し本と仲良くしたいと思う。これは、オデッセイを見た感想です。(ちょっと嘘)植物学を学ぶなら地球で十分だと凡人の私は思ってしまうけれど、マークは火星へ行った。そして知識は自分の命を救った。

 

いや、まあ、読みたい本がたくさんあるって話です。だんごちゃんの問題は集中力がないこと。