情死

Would you cry if I died Would you remember my face?

2017年12月24日

 今日の私。床に寝っ転がった。動画を観た。ツイッターのフォロワーと通話をした。好きな人にメールを送った。父母からレターセットをもらった。おでんを食べた。お風呂に入った。葛根湯を飲んだ。
 気圧がさがっており、私の体調はあまりよくない。気持ちも塞ぎ、何も進まなかった。本当ならばいろいろやるつもりだった。時間がもったいない。文章さえ書けない。今はお風呂に入って体を温めたおかげか少し元気が出た。でも今日は早めに寝て体を休めようと思う。明日は遠出をするのだ。

 昨晩は分かりやすいクリスマスを過ごした。家族で食卓を囲み、サラダ、チキン、手作りスープ、ミートボールがごろごろ入ったパスタを食べた。ワインを飲んで、ケーキも食べた。
 クリスマスに執着心が無くなったのはいつからだったか。今まではクリスマスや誕生日にひとりで過ごすことが怖かった。「ぼっち」が怖かった。だからと言って一緒にいてくれる人を無理やり探すわけでもなく、ただ私は孤独だと思ってさめざめ泣いていた。今はもう何とも思わない。ひとりに慣れてきた。あるいは、満たされ始めている。

 レターセットをもらったのは嬉しいのだが、書く相手がいない。手紙を書くのは好きだ。付き合っている人と文通をしたこともあった。今は彼からもらった手紙がどこにあるか分からない。忘れちゃった。多分、あそこだと思うけど。また、他の時期の交際相手には1年記念にお手紙を渡したこともある。そのときは他の女の子に手紙を読まれては困るからという理由で、折角書いた手紙を私が預かることになった。別れた後も未だに私の抽斗にある。彼に二度と読まれない彼宛ての手紙。かわいそうだ。高校を卒業するときにはお世話になった先生や、友人にも手紙を書いた。内容がとても重くなってしまった。でも、やっぱり書いてよかったなと思う。私は話すのが下手だから、手紙やメールの方が思いが伝えやすい。

 いつか、あなたにも私の手紙が届きますように。よいクリスマスをお過ごしください。