情死

Would you cry if I died Would you remember my face?

2017年10月22日

だんごちゃんだよ~。頭が痛いのでお布団でうつ伏せになってブログを書いているよ。

 

 今日は家族で選挙に行って、その足でいきなりステーキで肉を食べたよ。選挙の日に家族で外食って週末家族でディズニー並みにバクワラだね。私が、いきなりステーキは行こうと考えた時点でいきなりステーキではなく、計画的ステーキになるというパラドックスを父に言ったら気に入って「いきなしステーキに行こう」とか「直前まで迷っている振りしてお店が近づいたら行くって決めるんだ、じゃなかったらいきなりステーキじゃないからね」とかしつこく言ってた。
 数日前まで今回の選挙は私には関係無いのだと思っていた。投票権が無いなら一生懸命テレビやWebニュースで小池さんがなんだ枝野さんがなんだと情報を追い掛けても仕方が無いと思い、無視して暮らしていたよ。なんで勘違いしてたのか理由は分からないけど、私も投票に行く権利が一応あると気付いたのでよかったね。結局、情報集めることもせず語感の響きで投票してきた。
 ツタヤである邦画を借りに行ったら置いていなくて取り寄せしてもらうことにしたよ。取り寄せ初めて。ちょっと高くなっちゃうのね。仕方ない。私の地元のツタヤは邦画のスペースを縮小して韓流コーナーを拡大している。行く度に広がっている。邦画はさらに国内ドラマと一緒くたにされているので、本数が明らかに減っている。客のニーズに合わせてフロアを作るのは当たり前だけど、あまりにも悲しい。私の地元の書店も最悪なんだ。文庫コーナーの平積みがハヤカワ官能小説河出文庫官能小説ちくま学芸文庫みたいな並びになっている。
 おうちに帰ってから本を読もうと思ったけど、低気圧に負けてぐっすり熟睡。夢を見たよ。「雨が降っている」から始まる連をいくつか重ねた詩(実際に書いた記憶は無い)を知らない人に盗作されてそれは私の詩だぞ!と怒っていた。台風が来ていることよりも、ツイッターアポリネールの詩の画像を見たことに影響を受けているのだろう。折角なので「雨が降っている」から始まる詩でも書いてみようかね。そして誰かに盗作してもらおう。正夢は自分でつくる。
 それに、そもそも私は台風が来ることさえ知らなかった。誰に許可取って台風来たの?私何も知らされてないよ?報連相徹底してって新人の頃に散々教育したよね?今、入社して何年?ねえ、いい加減覚えてくれないと困るよ。給料に見合った仕事をしてよね。明日の学校、午後からになった。
 最近は何をブログに書いても、前にも同じ記事を書いたような気がする……というデジャブに襲われるよ。実際同じことを書いているんだと思う。同じこと書いて気付く人はいないと思うけど、こいつまた同じ話を繰り返してると思ったら老化が始まっているのだと埼玉県の方角を見て憐れんでください。あー嫌だ嫌だ。
 オタクなくせにオタクからはみ出してしまった私はオタクの閉じた語彙では物足らず、大衆の言葉は理解に苦しみ、ふらふらひとりで気ままに語彙力を育ててきたのだなあと思う。オタクにもメンヘラにもサブカルにもアイドルにもなれなくて悲しい気持ちだった過去の私に少し答えを与えられた気がする。何者にもなれなかったけれど、私はだんごちゃんになれたよ。だんごちゃんがいろんな世界に連れて行ってくれるから、私は毎日楽しく生きている。
 そうそう、いきなりステーキで母親だと思われる女性が子ども二人に向かって「ちびども!車に戻れ!」と言っていたよ。お母さん、海賊の女船長に違いないね。いいな。授業参観日にお母さんへ感謝の作文にこうやって書くんだ。「僕のお母さんは主婦だけど、本当は海賊です。僕たちにお宝をたくさんくれます。ビンの蓋や、公園に落ちてたかっこいい石、きらきらしたボタンをくれました。僕も大きくなったら海賊の船長になりたいです。」


 もう少しお話していたい。ちょっと寂しいからね。でも、何を書いたらいいか分からないや。頭に浮かんだことを筆記してみる。解毒したいなあ。寂しさがどこからやってくるのかさえ分かったら対応できるけど、曖昧模糊として見えないのよね。あっちから来てると思う、とだけ。私は全てを赤裸々にしたっていいけど、周囲の人に迷惑かけてしまうのは嫌だ。こっそり耳打ちしてあげる。精神を露出させることで面白いことがあるのでしょうか。精神を露出させることそれ自体がみんながやってないから面白いことなのか、特別な精神だからこそ露出させることが面白いのか。肉体的露出は興味無いです。ハリボテってよく言われるけど、見た目に内容の無さを凌駕するだけの魅力が無いだけで、圧倒的に見た目が素晴らしければ内容が無くてもかっこいい。私がそれを出来ないからなおさらかっこよく思える。出来ないことをやろうとしてた。私は私ができることをやろうと思う。私のマイナス面をプラスに転じる努力よりも私の長所をより伸ばす方が楽しいと気付いたんだ。長所を長所として認められるまでが長かったのだけれど、きっともう大丈夫。自分のための儀式も考えたし、愛せるといいな。誰かツイキャスしてくれないかな。人の声聞いていると落ちつくから聞くのは好きだ。通話相手がいない。私の友達は突然私に電話してきたりして、それがかなり嬉しい。彼女の図々しさを私が許してくれるって思っていることや、話したいことをすぐ連絡してくれる気持ちが嬉しい。私は誰かに突然電話なんてできないな。申し訳なくて。一度くらい思い切ってやってみたらいいんだろうけど。女の子に甘えるのが極端に苦手だ。女友達はいるけど、女の子の前で落涙したりできない。私の中の見えないミソジニーが女を馬鹿にして信頼してないのだと思う。すごく友人たちのことを感謝してるし好きなのにな。それによっぽど男の人の方が私を傷つけて信頼できないようなことするのに、変だなあと思う。女性に私の弱いところを開示できるようになりたい。20歳になってから新たに友達になったのは、思えば男性しかいない。恐ろしい。高校生まではあまり男子と会話をしない初心な(というか喪女)女の子だったのに何がどうしてこうなった。弱いところを女性に見せられないから恋愛対象が男性なのか、単純に男好きなのかここは審議の必要がある。男の人ならだれでもいいぐらい男の人が好きなので、たぶんただの男好き。男(概念)に常に恋してる感覚がある。私は私の理想を映した概念が好きなだけで、どんどん現実の存在と乖離して、結局人間はくそだ…といういつもの結論に辿り着く。ちゃんと地に足着いた「人間」を好きになろうね。素敵な人間の小さな所作が募って募って心の中がラブで満たされて対象不在で愛してる~!!と叫びだしたくなるときがある。意味不明ハイテンションラブ。自分の中で勝手に愛を思うのは自由だけど、愛を誰かに届けようと思うと両者に責任が伴うから迂闊に発信しちゃだめよ。愛を貯金しておきます。10年くらい。うっかりやると地獄を見るのは知ってるんだ僕は賢いからね。それにあなたそれ、個人宛じゃなくて人間宛ですよ。人間宛のラブはどこに届けたらいいんだろうねえ。詩かなあ。物語かなあ。ラブレター書きたいなあ。まあしかし、みんなのこと大好ききゅぷりん☆なテンションになる日があるというのはいいことで、それまで嫉みばかり心でとぐろを巻いていたから、それよりは幾分かマシ。まじで。はやく存在を消したいな。はやく存在を消したいな。そうしたら愛が伝わるのだけどな、私が人間であるうちは困難だ。ゆるゆる。それはそうと、意識を飛ばしたい場合はどうしたらいいのかな。意識ってひとりのときはどうやって飛ばすかな。意識氏~飛んで下さい~。意識氏が飛ぶ時間ですよ。意識氏~。

 

また会おうね、だんごちゃんでした。