情死

Would you cry if I died Would you remember my face?

2016年1月21日

今日の朝は厳しかった。身体が疲れ切っていて、目が覚めても布団から起き上がれなかった。久しぶりに鬱状態に陥ったかと思った。しかし数十分ベッドで横になっていたら、突然身支度を整え始めることに決めた。適当な年上の男性に抱かれたいという衝動があったためだ。然る場所へ行けば、それは果たせる、行かねばと思った。その衝動のきっかけは昨晩に話が遡る。昨晩の私は、出会い系に登録していた。人生一度くらい、«大人の交際»がしてみたいと思ったからだ。顔写真を載せるとすぐに男性から反応があった。成程、こうやってことが運ぶわけか。私は安全そうな人を選んで返信をしていた。そこで、«彼≫からLINEがきた。来週会おうとのこと。わかったと連絡をして、そこから雑談を始めた。今さっき、出会い系に登録したの。いろんな人がいるし、上手くいけばお友達が増えるかもしれない。それを聞いた彼は、だんごがお友達のつもりでやり取りしていても、相手はどう思っているのか分からないよ危ないよと言う。その他、よくある話をしていたのだが、恐らく上記の言葉が引き金になったのだろう。私は胸がざわついて不安感と憎しみで苦しくなってしまった。私は彼と関わることで危ない目にあった。それこそ人生を棒に振るところだった。(もしかしたら、すで棒に振った後なのかもしれない)そんな彼から、出会い系で男性と仲良くしようとする私の行動が間違いだと言われたら、私が彼にしたこと全ても間違いだったことになる、と私は思ってしまう。あー文章書いてて分かってきた。これはいつものパターンだ。たいてい彼に言われたことで精神が不安定になるときは、「私が彼にした行いを別の人にしようとして否定されるとき」だ。私からすれば、それは私が彼にしたこと全ての否定になる。2015年の否定だ。それはとても耐えられない。やっと肯定できたのに、昨晩は取り乱してしまった。彼と一緒に居ると明らかに精神の調子が悪くなる。良いお友達であると同時に、一緒に居てはいけない人だ。本当にそうだ。私が相手の影響を受けやすいのも原因にある。相手が死にたいと言ったら私まで死にたくなってしまう。自他の境界線が曖昧である性質が治っていない。また同じことをしてしまった。愚か。イライラしたまま寝落ちして、それできっと今日の寝起きが悪かったのだろう。ムシャクシャしていた。誰かに甘えたかった。快楽に浸れば、何もかもどうでもよくなると知っていた。だから、今こそ抱かれに行かなければと思った。私は身体を綺麗にして、前髪を整え、少し大人っぽいワンピースを着た。今すぐにでも家を飛び出たかたが、母が朝ご飯を用意してくれていたのでそれを頂くことにする。私は一先ずパンをトースターで焼いて、スープを温めた。さっさと腹を満たして外へ出るぞ、と意気込んでいた。席についてトーストにバターを滑らせる。それを口に含めばサクッと良い食感。スープはちょうど良い温かさで私の心を落ち着かせた。今までの衝動は何処へ行ったのか、食後にはすっかりいつも通りの私が座っていた。無意味によそ行きのお洋服着ちゃったわと笑いながら、ひと段落して頭を冷やす大切さを知った。コロッと、気分が好転することがある、頭がカッとなっていたら温かいものを飲んで、時間が経つのを待つのが良いらしい。結果として、今日はほどほどに力が抜けた良い日となった。まず映画を観て、その後は祖父から預かっていた用事を片付ける。Twitterでは初めて巻き込みリプライを頂いた!記念日!笑。落ち着こう落ち着こう。しかし、カッとなる原因からは離れないといけないな。彼からは当分離れる。猫が私を呼ぶのでこの辺で。良い夜を。