2015年9月18日 その3

過去のメモ帳より

 

『少年と自転車』ダルデンヌ監督。パパを呼ぶ声が切ない。最後のシーン、被害者に虐められるのだがシリルが何も言わず立ち去っていく姿が強く印象に残った。台詞には表れないが、1カット毎にサマンサの愛情を強く感じた。傷付いた少年の傍に寄り添える大人が居れば少年は変われるのだと思う。

 

『バッファロー’66』ヴィンセントギャロ監督。刑務所から出てきた男とその男ビリーに誘拐された女の子レイラの物語。最初はしょうがない男だなと思っていたがだんだんと彼の性格が分かり始めて最終的にレイラと同じように彼を好きになってしまった。レイラ、体型が私と似てて笑った（どうでもいい）

 

『17歳』フランソワオゾン監督初めて観た。17歳の少女が売春を繰り返す物語。とても気に入った。お金や愛情、快楽が欲しいわけではない、曖昧な思春期の処女から大人に変わる心情の動きを描いていて素敵な映画でした。マリーヌが綺麗。しかしセックスシーンモザイク多いわ…。

 

『君たちはどう生きるか』読了。中学生の頃に出会いたかった。コペルくんは素敵な叔父さんを持って羨ましいな。コペルくんが生活の中で感じた本質的な疑問や、勉強や、過ちについて丁寧に叔父さんがアドバイスをしてくれる。読者もコペルくんと共に"どう生きるか"深く思考するきっかけとなる。

 

『グランドブタペストホテル』ウェスアンダーソン監督。想像していた内容とは全く違った。奇想天外な展開に誰が予想できるか！笑　色彩が綺麗。登場人物の行動や台詞に笑ってしまうことが多いけどぶっ飛んでるとも言える。伝えたいものがいまいち分からなくてｗしかし最後、唯の喜劇で終わらないのだ。

 

『ジャージー・ボーイズ』イーストウッド監督。The Four Seasonsのドキュメンタリー風映画。元々同タイトルのミュージカルがあるらしい。（私は知らずに観ていたのだけどｗ）不良がスターになっていくありがちな物語だけれどもメンバーや家族との感情の揺れや音楽の挿入が素敵でした。

 

『ミッドナイトインパリ』観た！！！超良い！！！過去の有名な芸術家たちがわんさか出てきて面白い！パリは最高、パリは街そのものが物語を語る、映画の撮影舞台に相応しい。ヘミングウェイの俳優さんかっこよかったな。ウッディアレン監督作品他にも観てみたい。

 

今日は『汚れた血』を観た。以前に『ポンヌフの恋人』を観ようとして途中で挫折したので、こっちも無理かしらと思ったけれど最後まで愉しんで鑑賞できた。ジュリエット・ビノシュがとても綺麗。主人公アレックスの人生は何だったのだろう。彼が夜の街を駆け抜けるシーンが印象的だった

 

セックスに誘われたのに相手の都合が悪くなって出来なくなったから、寂しくなって他の男性にセックスしませんか？と連絡する夢見た。は？