情死

Would you cry if I died Would you remember my face?

2018年11月19日

こんばんは。あなたは私のブログをこれからも読んでくれるでしょうか。読んで頂けたら嬉しいです。軽率に人生を変えた週末でした。高校時代の記憶が薄い私が唯一、修学旅行で心に残っていた土地に行きました。脳内に記録されていた風景とは少し違っていました。観光客向けの店や人力車の声かけ、下品な団体客にがっかりしましたが、目的の場所は変わらず美しく佇んでいました。美味しいお庭を見ました。旅行記が書きたいわけではなくて、私のターニングポイントになった日だから文章にしないといけないと思った。けれど、何を書いたらいいのか。事実をそのまま書いても意味がないし。とうぶんタートルネック以外の洋服が着れないことや、少し後悔が残ることや、だんごちゃんが不要になったことや、そういうことを、書きたい。語るべきは終ったことよりも、強く背中を押されたことの方である。意図せずに孤独を手に入れた。庇護される存在、あるいは奴隷状態から脱却した。私は一人で立っていられることがはっきりと分かる。いつからか、私はこちらに立ちたいと思っていたはずだった。甘い地獄を諦めてしまった、と言ったらいいのだろうか。身体と身体が融合していくことが分からなくなってしまった。理由なんて幾らでも並べられるけれど、結局は求めるものと得られるもの、求められるものと与えられるものがちぐはぐになっていっただけで、それを上手に、もっと早い段階で伝えられていたら、と思う。派遣の更新はもうしたくないな。約束を果たす。だんごちゃんの存在は消えます。嘘だもん。このスピードで《私》が変わるのはもう二度とないだろうな。あとはゆっくりと火が消えるのを待つ。できるだけ穏やかに。夢は覚め、忘れてしまうけれど、暖かい気持ちだけは心に残り続ける。私は文章の中で夢を見たいと思う。夢で会おう。

 

やっぱりあまり上手に書けなかった。

2018年11月16日

今すぐ寝たほうがいいのに、全部を放り投げてブログを開かざるを得ないそんな夜です。大森さんが「簡単にかわいいっていうなら一日100回は言えよ?って感じだよな簡単じゃないんださらさ」って呟いてて、その大森さんの姿勢が大好きだ、私は全然可愛いと言われる資格もなく本当にだめなだんごむしで可愛いって言われたいのに血を吐くような可愛いとは程遠い汚い努力さえ出来なくて醜い感情を見にくいままで蓋して隠している、それってすごく恥ずかしいよ私の信念に反するよ私は全部剥き出しにして全部見せないといけない、それは彼との約束だし彼が望んでいるし私もそれを喜んでいたから、誰にも嘘つきたくないんだよ。もう嫌だ。なんでこんなだめなんだろう。一人で生きられるようになりたい。誰にも干渉したくない。公園でひっそりと茂るシロツメクサになる。幼女の足で踏まれて終わらせる。ごめんなさいっていつも思ってる。誰に言ったらいいのかもはや分からない。ごめんって言う代わりにありがとうって言うんだよって言われたから、そうしてるけどいつもごめんなさいって思ってる。謝罪して楽になろうとしてる自分もみっともないし、気持ち悪いし、「ななちゃん生きてる価値ないよ」でさっさと救われてしまいたい。だめだよ。だめ。

 

あーーーーー

 

ちょっと落ち着いた、ごめんね。ごめんなさい。

 

最近なんか脳みそおかしくなってるっぽくて、現在の言葉と過去の感情が一瞬で結びついてポロポロ泣いちゃうんだよね。悲しいと思っているのも嬉しいと思っているのも過去の私なんだよね絶対。あれは一体なんなんだろう。過去の私が果たすべき時にできなかったことを繰り返してるのかな。言葉が全然うまくでてこなくて笑うしかない。頭悪い。ミスチルのHEROを泣かないで聞けるようになったら多分全部が終わる。そう思う。早く過去の私を楽にしてあげたい。ずっとここにいるのはつらいと思うよ。自分のことがどこか他人事になってしまう癖を直して、自分から距離をとって心を落ち着ける必要のない暮らしをしていきたいそれはちゃんと少しずつできているから大丈夫なんだけど。そういう時期なのかなあ。それともずっとそうなのかなあ。やだなあ。

2018年11月12日

今日は頭が痛い。ずっと寝ていたい。子どもがぬかるんだ道にぽてりぽてりと小さな足跡を作っている。田んぼの稲穂はまだ青く、昨晩の雨で貯めた露を輝かす。親のぬくもりを信じている柔らかな手が触れる雨だった水滴を舐め取るのは晩夏の雲。駆け足で遠くの大地へ消えていく。子どもは何も考えない。冷たい水と蛙の鳴き声、まどろんだ太陽と増える足跡。耳たぶの記憶が私をくすぐる。母親が子どもを呼んだが、子どもは一人だったので返事をしなかった。水路に腰まで浸かった男性を見つけた。彼は泥まみれになった作業着を洗っているのだと言う。首元に這う指に力が入る瞬間の彼の表情は自動販売機の前でジュースを選んでいるのと変わらない。子どもにとって、水路はザリガニの住処だ。割り箸にタコ糸を括りつけて、餌に裂きイカをつける。子どもにはかつて友だちがいた。今はひとりで入水する男を見つめている。背中まで黒く汚れて、ゴミ収集車と同じ嫌な匂いがする。「ザリガニが死んだときの匂い、知ってる?」。頭がくらりとする。一日履いたパンツ。文房具屋さんと本屋さんが隣合っている。万引きが酷くてペン売り場がレジの前に移動した。子どもは歩くときに目をつぶる。5年も同じ道を歩いている。子どもは飽きていた。新しい景色を描こうとするのに、頭が痛くて叶わなかった。温くて甘い声を聞きたい。

2018年11月11日

 昨日の朝、美容室に行き、髪の毛を染めた。暗いアッシュにしてもらった。一番好きな色になった。ちょっと料金高いけど、毎回可愛くしてもらえるので嬉しい。思っていたよりも早く終ったので、とりあえず大宮駅西口前の広場のベンチで腰かけてこの後の予定を考えようと思い座ると、昨晩の雨のせいで濡れていておしりが一面びちゃびちゃになってしまった。近くに座っている人がいたから大丈夫だと思ったのに。その場に立ってツイッターで「お漏らししたひとになったwwww」と呟いていると、親子がやってきて母親が子どもに「こら!そこは濡れてるから座っちゃだめ!」と注意していたのが聞こえた。私にも言ってほしかった。電車に乗るのも飲食店に入るのも不可能になってしまったので、バッグでおしりを隠しつつルミネに入り、好きなブランドの店で事情を説明し、代わりのスカートを購入した。「おしり濡らしちゃったんです。今日の服装に合うスカート探してもらえますか?」という他力本願の私の言葉に、店員さんは親切にスカートを数着用意してくれた。プロはすごい。グレーチェックのスカートを購入。眼鏡が欲しくなったので、適当な店で伊達眼鏡を購入した。電車に乗って池袋に移動。眼鏡、お店で見たときは可愛いと思ったけれど、電車の窓に移る私はそれほど可愛くなかった。でも、とりあえず可愛いと自分を錯覚させる。パルコの靴下屋さんでチャコールグレーのタイツを購入。さっそく履き換えた。可愛い。でもお金を使い過ぎだ。今日は給料日だけども。待ち合わせした人と会って、ランチを食べた。フレンチ、真鯛ポワレ。こってりしてておいしかった。パフェも頂いた。その後は喫茶店に移動してボードゲームをした。彼は、負けが確定すると「はい、なし!おしまい!こんなのはダメ!」と盤上をぐちゃぐちゃにするので大人げないと思った。紳士じゃないね。でも面白かったよ。早起きだったからだいぶ眠かった。その後、毎年恒例のオフ会に参加した。何度か参加させて頂いているので、見知った顔もいるが、いろんな大人と話をした。途中、なんでここにいるのかわからなくなってしまった。よくない。会いたい人と会えたのでよかった。あとで個人的に連絡して、遊びに連れて行ってもらおうと思う。帰りの電車は土曜日だからか、やや混んでいた。体調が悪くなって、その場で座りこんじゃいそうだったけど、扉の前で胡坐をかいてスマフォをいじっているお兄ちゃんと同じにされたくなかったので耐えた。池袋って個性強い人多いよね。なんだか大変な一日だった。出来事を羅列するためにブログを更新したかったわけじゃないのに、書きたいことがあったのに、上手に書けなかった。今から書く。今回のオフ会で私は退屈に感じてしまった。楽しく話せなかった。私には話すべきことがなく、人の話は私の劣等感を刺戟するばかりで、つらかった。私の中に話すべきことがないというのは、問題だ。生き生きと好きなことや仕事、プライベートについて話をする皆さんの様子を見て、私は薄い人間なんだろうなとか思った。何も考えてない。何も語るものを持っていない。私は彼等と同じところに行きたい。もっとちゃんと自分の中の言葉を積み重ねて貯えていきたいと思った。成長していかなくてはいけない。私は悔しかった。家に帰って、私が髪の毛を切ってきたことを父親に話すと「え?どこが変わったの?(笑)」と言ってきたので、私はいつも通りニコニコ笑って「変わったよ」と答えた。最近は、身の回りの人や物にお気に入りが増えた。お気に入りの髪型もお靴も音楽も、父親には否定されてしまう。多分、人もね(苦笑)それでも、自分の周りのお気に入りに触れると幸福な気持ちになる。お気に入りを増やしていきたい。精神的に落ちてきたので久しぶりに『重力と恩寵』を眺めた。何言ってるか分からないところもあるし、気に入ったところだけ掬い取る不真面目な読み方をしているけれど、すごく身体に浸透していく感覚があって、知らぬ間に内面化していた言葉を発見して、私はここに戻ってくるのだと思った。私は愚かだから簡単に惑わされてしまう。間違ってしまう。ちゃんと戻ってくるための錨を下ろしておこうと思う。

2018年11月6日

バイトに行ったら体調が悪くなっただんごちゃんだよ。明日デートなのにどうしてくれるんだ!ふぁっく!

 

ここのところ、毎日幸福感が高くて最終回っぽいんだよね。実は就活を終えてからは、意図的に自堕落な生活をしている。大学生活は始りから終わりまで、駄目人間でありたいと思う。仕事するようになったら、嫌でも8時間労働するだろうからそれまでは朝は眠り夜は騒ぎ、淫靡な時間を増やして過ごすのだ。だんごちゃんの最終回を迎えたら、次は月刊雑誌に移って新しいタイトルで連載を始めようと思っているよ。そのときにまた、仲良くしてくれる人がいるなら嬉しいな。社会人になったら違う方向性で自堕落な人間になりたいんだよね。仕事や勉強を勤勉に行うだけじゃ、人間つまらないからね。どんな自分と出会えるか、今からワクワクしているよ。たくさんのものや人を愛して、いつも心がぽかぽかしていられるといいな。

 

最近、ツイキャスをする回数が増えたからか声を褒められることがあったよ。癒されるとか、陰キャとか、勉強ができるちょっとませた小学生の男の子とか!私のイメージは紫色なんだって。私自身、自分の声は子供っぽくてあまり好きではないのだけど、褒められるのは悪くないね。新たな自分を見つけた気分だよ。

 

詩や小説を書きたいなって思う瞬間に出会っているのに、私はだらしないから見逃して見失って忘れちゃったよ。しっかりしなさい!創作活動は続けていきたいな。なんか、もったいなくない?だんごちゃん面白いのに。(お前自分で言うな)

 

ツイッターで少し書いたけど、最近某所で某芸術家ふたりの対談を観覧する機会があったのね。その分野において、日本トップクラスのふたりですよ、超ドキドキしちゃった。難しい人なのかとてっきり思いこんでいたけど、始まったらふたりともお茶目で面白かったなあ。1日中、ずっと制作していられるらしい。ふたりとも口をそろえて「好きだからやってる」って言っていたのが印象的だった。才能に動かされているのだろう。もう60年間も粘土をこねて人形を作っているんだよ、想像を絶するよねそのエネルギー。あと「手を動かせ」と言っていた。手を動かさないと、作品を作らないと上達しない。当然なんだけど、みんなやらないのよね。もちろん私も(苦笑)そして、手を動かしていた人の作品は「自分が宿る」ようだ。ここに辿りつかないと表現はいけない。リアルとかフェイクとか友人が言っていたけど、私は芸術家ふたりが言っていたことの方が好きだな。だって、今回の作品だって作品展のために人に指示された点数分を決められた期間の中で制作されて、彼ははっきりと「買ってくれ」と言っていた、動機がフェイクだとしても作品は全然フェイクじゃなかったよ。本当に圧倒的な作品なんだ。人形や絵の中の少年の鋭い瞳と哀愁が、人に言えない劣情が隠された唇が、美しかった。あとね、「何かをコピーすると作品はその瞬間に死ぬ」んだそうですよ。モチーフが存在していても、自分の中の素材をそこに注ぎこむことが大切だ。あー、刺激的だったなあ。

 

って、お風呂に行かなくちゃ!